Pythonでデータ分析するはじめの一歩(Windows編)

2018-11-12 (月) 15:31:51 (2221d) | Topic path: Top / 機械学習 / Pythonでデータ分析するはじめの一歩(Windows編)

はじめに

WindowsでAnacondaを使ってデータ分析を行う環境を整えます。

この記事の内容は、以下のバージョンで確認しました。

  • Windows 10
  • Anaconda 5.3 Python 3.7 version

インストール

AnacondaのPython 3バージョンをダウンロードして、インストールします。

Anaconda_download.png

動作確認

Jupyter Notebook

Windowsのスタートメニューの Anaconda3 (64it) フォルダーから Jupyter Notebook を選択し、起動します。

ブラウザが開いたら、New から Python 3 を選択します。

new_python3.png

すると、新しいノートブックが作成されます。

jupyter_notebook.png

scikit-learn

標準で入っているirisデータをSVM (SVC)で学習してみます。

入力ボックスにPythonのプログラムを入力し、実行ボタンをクリックするか、Shiftキーを押しながらreturnキーを押して実行します。

scikit_learn.png
from sklearn import datasets
from sklearn.svm import SVC
clf = SVC()
iris = datasets.load_iris()
clf.fit(iris.data, iris.target)

pandas

pandasの動作を確認するため、irisデータをpandasに入れます。

まずは、irisのデータをそのまま表示してみます。

iris.data
numpy.png

次に、iris.dataをpandasのデータフレームに入れて表示してみます。

import pandas as pd
df_iris = pd.DataFrame(iris.data, columns=['sepal_length', 'sepal_width', 'petal_length', 'petal_width'])
df_iris
pandas.png

Matplotlib

Matplotlibを使って、グラフを描いてみます。

まず、予測値をpandasのデータフレームに追加します。

iris.df['predict'] = clf.predict(iris.data)
iris.df

次に、予測した値によって、3つのグループに分けます。

x0 = df_iris[df_iris.predict==0]['sepal_length']
y0 = df_iris[df_iris.predict==0]['sepal_width']
x1 = df_iris[df_iris.predict==1]['sepal_length']
y1 = df_iris[df_iris.predict==1]['sepal_width']
x2 = df_iris[df_iris.predict==2]['sepal_length']
y2 = df_iris[df_iris.predict==2]['sepal_width']

これをMatplotlibで表示します。

%matplotlib notebook
import matplotlib.pyplot as plt
fig = plt.figure()
subplt = fig.add_subplot(1, 1, 1)
subplt.scatter(x0, y0, c='red')
subplt.scatter(x1, y1, c='green')
subplt.scatter(x2, y2, c='blue')
matplotlib.png
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