ルーブリック

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ルーブリックは、「学生のみなさんがこの授業で何を学ぶのか」と「学生のみなさんが到達しているレベルを具体的に表したもの」です。

この授業のルーブリックは、目安であり、評価がこの表の通りに行われるわけではありません。


*授業全体の到達目標 [#l43c6b5d]
|評価項目|>|>|>|>|>|達成度|h
|~|5 (S)|4 (A)|3 (B)|2 (C)|1(E)|0 (E)|h
|C言語基礎|''関数を再帰的に呼び出すプログラム''を''作成できる''|''配列や文字列の操作を行うプログラム''を''作成できる''|''戻り値のある関数を作成''し、''それを呼び出すプログラム''を''作成できる''|''制御構造''(''if文'', ''for文'', ''while文'')を正しく''理解''し、''与えられたフローチャートに等しいプログラム''を''作成できる''|''フローチャート''を''理解できない''|''プログラム''を''作成''し、''コンパイル''して''実行できない''|


*単元ごとの到達目標(簡易版) [#wc5a918a]
|評価項目|>|>|>|>|>|達成度|h
|~|5 (S)|4 (A)|3 (B)|2 (C)|1 (E)|0 (E)|h
|各単元|''課題プログラム''を''すべて作成できる''|''課題プログラム''を''2つ以上作成できる''|''課題プログラム''を''1つ以上作成できる''|講義資料に載っている''すべての演習問題のプログラムを作成できる''|講義資料に載っている''サンプルプログラム''を''作成し''、''実行できる''が、''演習問題のプログラムが作成できない''|講義資料に載っている''サンプルプログラム''を''理解できる''が、''作成''して''実行できない''|


*単元ごとの到達目標(詳細版) [#y99df906]
|評価項目|>|>|>|>|>|達成度|h
|~|5 (S)|4 (A)|3 (B)|2 (C)|1(E)|0 (E)|h
|Cプログラム|''コンパイル・エラー''が発生したときに、''プログラムのどこが間違っているか''を''理解''し、''デバグできる''|''文字コード''を''理解''し、「こんにちは」と''日本語で画面に表示するプログラム''を''作成できる''|''プログラム''を''コンパイル''して''実行できる''|Hello World!と''画面に表示するプログラム''を''作成できる''|Hello World!と''画面に表示''するプログラムを''理解できる''が、''作成できない''|''プログラム''の''作成''と''コンパイル''を''理解できない''|
|変数と演算|''キャスト''を用いて''int型の変数同士の除算を行うプログラム''を''作成できる''|''double型とint型の変数が混ざった演算の結果''を''理解できる''|''int型の変数同士''、''double型の変数同士の演算の結果''を''理解できる''|必要に応じて''double型''と''int型''の''変数''を''宣言できる''|''double型とint型の違い''を''理解できる''が、''宣言できない''|''double型とint型の違い''を''理解できない''|
|条件分岐|''複数の条件を論理積や論理和によって結んだif文''を''作成できる''|''if文''を用いて''条件によって3つ以上の異なるメッセージを出力するプログラム''を''作成できる''|''if文''を用いて''条件によって2つの異なるメッセージを出力するプログラム''を''作成できる''|''if文''を用いて''条件を満たしたときだけメッセージを出力するプログラム''を''作成できる''|''条件分岐を含むフローチャート''を''理解できる''が、''プログラム''を''作成できない''|''if文''と''条件分岐を含むフローチャート''を''理解できない''|
|画面への出力とキーボードからの入力|''scanf関数''を用いて''キーボードから値を入力するプログラム''を''作成できる''|''変換指定子''を用いて''桁数指定、ゼロ埋め、符号付き、左詰めなどで変数を画面に出力するプログラム''を''作成できる''|''エスケープ・シーケンス''を用いて''改行やダブル・クオーテーションを含むメッセージを表示するプログラム''を''作成できる''|''printf関数''を用いて''変数の値を画面に出力するプログラム''を''作成できる''|''printf関数''を''理解できる''が、''変数の値を画面に出力するプログラム''を''作成できない''|''printf関数''を''理解できない''|
|回数が決まっている繰り返し|''for文のネスト''を用いて''九九の表を出力するプログラム''を''作成できる''|''カウント変数を1増やす処理''を''インクリメント演算子''や''複合代入演算子''で''記述できる''。|''for文''を用いて''1から10までの整数の和を求めるプログラム''を''作成できる''|''for文''を用いて''1から10までの整数を出力するプログラム''を''作成できる''|''for文''を用いて''1から10までの整数を出力するプログラムの流れ''を''追跡できる''が、''プログラム''を''作成できない''|''for文''を''理解できない''|
|回数が決まっていない繰り返し|''与えられた後置判定条件分岐のフローチャート''を''前置判定条件分岐のフローチャート''に''変換''し、''while文を用いたプログラム''を''作成できる''|''break文やcontinue文を含むwhile文を用いたプログラム''を''作成できる''|''与えられたfor文に等しいwhile文のプログラム''を''作成できる''|''while文''を用いて''出力した整数の合計が100を超えるまで1から順に整数を出力するプログラム''を''作成できる''|''while文を用いたプログラムの流れ''を正しく''追跡できる''が、''作成できない''|''while文''を''理解できない''|
|プログラムの作成とテスト|''プログラム''を''モジュール''に''分割''し、モジュールごとに''テストできる''|作成した関数を''ホワイト・ボックス・テスト''と''ブラック・ボックス・テスト''を用いて''テストできる''|作成したフローチャートに等しい''プログラム''を''作成できる''|自分が作成するプログラムの''フローチャート''を''描ける''|自分が作成するプログラムの''実行結果''を''書き下せる''が、''フローチャート''を''描けない''|''自分が作成するプログラムの実行結果''が''理解できない''|
|関数|''関数の中で宣言した変数の有効範囲''を''理解''し、''複数の関数で同じ名前の変数を用いたプログラム''を''作成できる''|''戻り値を返す関数''と''それを呼び出すプログラム''を''作成できる''|''戻り値がない関数''と''それを呼び出すプログラム''を''作成できる''|''関数呼び出しを行うプログラム''を''作成できる''が、''関数''を''定義できない''|''関数''を''理解できる''が、''関数呼び出しを行うプログラム''を''作成できない''|''関数''を''理解できない''|
|配列|''二次元配列''を''宣言''し、''二次元配列の要素をすべて出力するプログラム''を''作成できる''|''配列''を''初期化''し、sizeof演算子を用いて''配列の要素数''を''計算できる''|''配列''を''宣言''し、''配列の要素をすべて出力するプログラム''を''作成できる''|''配列''を''宣言できる''が、''配列の要素をすべて出力するプログラム''を''作成できない''|''配列''を''理解できる''が、''宣言できない''|''配列''を''理解できない''|
|文字列|''与えられた2つの文字列を比較して同じかどうかを判定するプログラム''を''作成できる''|''与えられた文字列の長さを返す関数''を''作成できる''|scanf関数を用いて''文字列をキーボードから入力するプログラム''を''作成できる''|Helloという''文字列を一文字ずつ改行して出力するプログラム''を''作成できる''|Helloという''文字列''を''宣言できる''が、''一文字ずつ改行して出力するプログラム''を''作成できない''|''文字''と''文字列''を''理解できない''|
|場合分け|''条件演算子''を用いて''変数''を''初期化できる''|''break文を含まないswitch文''を用いて''与えられた整数を6の剰余が1または2の組と3または4の組とそれ以外の組に分けるプログラム''を''作成できる''|''与えられたif文に等しい条件演算子を用いた文''を''作成できる''|''switch文''を用いて''与えられた整数を剰余によって3つの組に分けるプログラム''を''作成できる''|''switch文を用いたプログラムの流れ''を''追跡できる''が、''与えられた整数を剰余によって3つの組に分けるプログラム''を''作成できない''|''switch文''と''条件演算子''を''理解できない''|
|変数の高度な使い方|''静的変数''を用いて''呼び出されるとそれまでに呼び出された回数を出力する関数''を''作成できる''|''大域変数''を用いて''呼び出されるとそれまでに呼び出された回数を出力する関数''を''作成できる''|''与えられたプログラムに宣言されている変数''の''有効範囲''(''スコープ'')と''有効期間''(''記憶域クラス'')を''理解できる''|''16進数A0を10進数で出力するプログラム''を''作成できる''|''符号付き整数型''と''符号なし整数型''は''理解できるが''、変数の''有効範囲''(''スコープ'')と''有効期間''(''記憶域クラス'')を''理解できない''|''符号付き整数型''と''符号なし整数型''を''理解できない''|
|演算子の高度な使い方|''左シフト演算''を用いて''-1を2倍するプログラム''を''作成できる''|''与えられた整数の下位4ビットを2進数で出力するプログラム''を''作成できる''|''増分・減分演算子''の''前置と後置の違い''と''プログラムの実行結果''を''理解できる''|''論理演算子の短絡評価''を''理解''し、''短絡評価を用いてif文の評価回数を削減できる''|''演算子の優先順位''を''理解できる''が、''論理演算子の短絡評価を用いてif文の評価回数を削減できない''|''ビット単位の演算''、''増分・減分演算子の前置と後置の違い''、''論理演算子の短絡評価''、''演算子の優先順位''を''理解できない''|
|関数の高度な使い方|''再帰呼び出し''を用いて''与えられた整数の階乗を求める関数''を''作成できる''|''再帰呼び出し''を用いて''与えられた整数の階乗を求める関数''を''追跡できる''が、''作成できない''|''値渡しと参照渡しの違い''を''理解し''、''int型の配列とその長さを引数として渡すとすべての要素に0を代入する関数''を''作成できる''|''与えられた関数''の''プロトタイプ宣言''を''記述できる''|''関数のプロトタイプ宣言''を''理解できる''が、''与えられた関数''の''プロトタイプ宣言''を''宣言できない''|''再帰呼び出し''、''値渡し''と''参照渡し''、''プロトタイプ宣言''が''理解できない''|
|大規模プログラムの開発に向けて|''与えられた二つの整数の和を返す関数をmain関数と別のファイルに作成''し、''コンパイルとリンクを行い''、''実行できる''|''整数型の配列の要素数を別のファイルにマクロで定義したプログラム''を''作成できる''|''整数型の配列の要素数を同じファイルにマクロで定義したプログラム''を''作成できる''|キーボードから整数を入力すると''その平方根を出力するプログラム''を''作成できる''|''コンパイルとリンク''、''前処理''、''ライブラリー''を''理解できる''が、キーボードから整数を入力すると''その平方根を出力するプログラム''を''作成できない''|''コンパイルとリンク''、''前処理''、''ライブラリー''を''理解できない''|

|大規模プログラムの開発に向けて|''与えられた二つの整数の和を返す関数をmain関数と別のファイルに作成''し、''コンパイルとリンクを行い''、''実行できる''|''整数型の配列の要素数を別のファイルにマクロで定義したプログラム''を''作成できる''|''整数型の配列の要素数を同じファイルにマクロで定義したプログラム''を''作成できる''|キーボードから整数を入力すると、''mathライブラリー''を用いて''その平方根を出力するプログラム''を''作成''し、''実行できる''|''コンパイルとリンク''、''前処理''、''ライブラリー''を''理解できる''が、キーボードから整数を入力すると''その平方根を出力するプログラム''を''作成できない''|''コンパイルとリンク''、''前処理''、''ライブラリー''を''理解できない''|
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