授業/C言語基礎/while文 のバックアップソース(No.3)

*for文のおさらい [#k5006dd6]

繰り返しの回数が決まっている繰り返しに用いられるfor文は、次のような形をしていました。
#geshi(c){{
  for (初期化; 繰り返し条件; 更新処理) {
    処理
  }
}}

for文は、次のように実行されるものでした。
+「初期化」を行う
+「繰り返し条件」を評価する
--条件を満たしていれば、波括弧 { } の中の「処理」を行い、最後に「更新処理」を行う
--そうでなければ、for文の次の処理に移る
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たとえば、1から10までの値を繰り返し出力するプログラムは、次のようになります(プログラム1)。
#geshi(c){{
  int i;
  for (i = 1; i <= 10; i++) {
    printf("%d\n");
  }
}}



*繰り返し処理のフローチャート [#wcf7aaa2]

1から10までの値を繰り返し出力するプログラムを、フローチャートで描くと、次のようになります。
#ref(./while1.png,12.5%)

これをC言語風にすると、次のようになります。
#ref(./while2.png,12.5%)
if文のところで勉強したように、大小関係を比較する関係演算の結果はint型の値であり、結果が0のときは条件を満たさない、0以外のときは条件を満たすと判定されます。


*while文 [#l6d6c1fa]

while文は、次の形をしています。
#geshi(c){{
  while (繰り返し条件) {
    処理
  }
}}

while文は、次のように実行されます。
+「繰り返し条件」を評価する
--条件を満たしていれば、波括弧 { } の中の「処理」を行う
--そうでなければ、while文の次の処理に移る
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while文を使って、1から10までの値を繰り返し出力するプログラムを作ると、次のようになります(プログラム2)。
#geshi(c){{
  int i = 1;
  while (i <= 10) {
    printf("%d\n", i);
    i++;
  }
}}

このプログラムを、上のプログラム1と比べてみましょう。
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