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複合代入演算子 †
繰り返し処理の中では、ある変数の値を更新するという処理はよく行われます。
たとえば、変数iの値を1増やすという処理です。
for (初期化; 繰り返し条件; 更新処理) { 処理 }
そこで、算術演算と代入を同時に行うための演算子が用意されていて、これを複合代入演算子といいます。
上の処理の場合、複合代入演算子である加算代入演算子 += を使って、次のように書くことができます。
int i; for (i = 1; i <= 10; i++) { printf("%d\n"); }
算術演算の複合代入演算子には、次のようなものがあります。
優先順位 | 演算子 | 使用例 | 意味 |
15 | += | a += b | aとbの和をaに代入する(加算代入) |
−= | a −= b | aとbの差をaに代入する(減算代入) | |
*= | a *= b | aとbの積をaに代入する(乗算代入) | |
/= | a /= b | aをbで割ったときの商をaに代入する(除算代入) |
剰余算の複合代入演算子はありません。