MacでTeXを使う

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*はじめに [#yfca9606]

MacOS 10.12.5 Sierra にMacTeX 2017をインストールする方法のメモです。

以下のページを参考にしました。
-[[MacTeX 2016 のインストール&日本語環境構築法 (El Capitan 以前/以後両対応):http://doratex.hatenablog.jp/entry/20160608/1465311609]] - TeX Alchemist Online
-[[El Capitan / SierraでTeX環境をゼロから構築する方法:https://qiita.com/hideaki_polisci/items/3afd204449c6cdd995c9]] - Qiita


*ダウンロード [#g2607f0c]

mactex-20170524.pkgをダウンロードします。
-[[Downloading MacTeX 2017:https://tug.org/mactex/mactex-download.html]] - MacTeX

約3.14GB、ダウンロードには時間がかかりますので、[[ミラーサイト:https://texwiki.texjp.org/?MacTeX#mirror]]を使いました。


*インストール [#ccb1a796]

ダウンロードした mactex-20170524.pkg をダブルクリックしてインストールします。


*tlmgrによるアップデート [#l06e8387]
#geshi(sh){{
$ sudo /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/tlmgr update --self --all
}}

これも時間がかかります。


*ヒラギノフォント [#dbb5beab]
#geshi(sh){{
$ sudo cjk-gs-integrate --link-texmf --force
$ sudo mktexlsr
$ sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron
}}


*TeXShop [#p1cfd82a]
アプリケーションのTeXの中にあるTeXShopアプリケーションを起動します。
アプリケーションのTeXフォルダーの中にあるTeXShopアプリケーションを起動します。

初めて起動したときに、自動的にアップデートされます。

次に、メニューから「環境設定」を開き、設定プロファイルから「upTeX (ptex2pdf)」を選択します。
upTeXはUnicode用のTeXです。

一旦TeXShopアプリケーションを終了し、
#geshi(sh){{
$ defaults write TeXShop FixLineNumberScroll NO
$ defaults write TeXShop SourceScrollElasticity NO
$ defaults write TeXShop FixPreviewBlur YES
}}


*コンパイル [#n56b48d0]
#geshi(sh){{
$ /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/euptex -fmt=uplatex filename
$ /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/dvipdfmx filename
}}
*TeXShopでコンパイル [#l773d1e3]
アプリケーションのTeXフォルダーの中にあるTeXShopアプリケーションを立ち上げます。

documentclass のオプションに uplatex が必要、color, graphics, graphicx のオプションは dvipdfmx、ヒラギノ使うために otf パッケージを使います。
documentclass のオプションに uplatex が必要です。
color, graphics, graphicx のオプションは dvipdfmx を指定します。
ヒラギノ使うために otf パッケージを使います。
#geshi(tex){{
\documentclass[uplatex,a4paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{color,graphics,graphicx}
\usepackage[expert]{otf}
\begin{document}
Hello \LaTeX World!
\end{document}
}}

ウィンドウ左上の「タイプセット」ボタンを押すと、コンパイルされてPDFファイルが出力され、自動的に開きます。


*ターミナルでコンパイル [#n56b48d0]

コマンドは /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/ にインストールされています。

コンパイルにはeuptexコマンドを使います。
fmtオプションに uplatex を指定します。

dviファイルからPDFファイルを生成するには、dvipdfmxコマンドを使います。
#geshi(sh){{
$ /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/euptex -fmt=uplatex filename
$ /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/dvipdfmx filename
}}
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