情報処理, 2014年6月号

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情報処理学会誌6月号が届きました.

特集は「マルチエージェント・シミュレーション」です.

特集の最初の記事に,学習するエージェントの話がでています.

  • マルチエージェント・シミュレーションの基本設計. 鳥海不二夫, 山本仁志, 情報処理, vol. 55, no. 6, pp. 530-538 (2014)

この記事の中で,GAのような進化的手法を用いて行動ルールを学習することについて,「MASにおいて進化的手法を採用した論文に対し,『なぜ進化的手法を用いたのか』と疑問を呈するのはきわめてナンセンスである」 (MAS: Multi-Agent Simulation) と述べているところが面白い. きっと他の分野の人からよく言われるのでしょう.

また,3番目の記事に,大規模データ解析について書かれています.

  • ビッグデータとエージェントシミュレーション. 和泉潔, 情報処理, vol. 55, no. 6, pp. 549-556 (2014)

大規模なシミュレーションをやれば,そこから生成される結果も多量になるということは想像に難くありませんが,エージェントの行動ルールのようなミクロな現象とシミュレーション全体の結果のようなマクロな現象の関係性を発見し,過去データにはない新しい結果を見つけることが重要だと述べています.

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