はじめに †
オープン・ソース・ソフトウェアを一部だけ変更してそれを他の人に渡すとき、変更後のファイルを全て渡すのは大変なので、差分だけをpatchに保存し、これを渡します。
patchファイルの作り方 †
patchファイルを作るには、diffコマンドを使います。
$ diff -uprN src mod > dif.patch
srcディレクトリーにはオリジナルのソースコード、modディレクトリーには変更後のソースコードが入っているものとします。
patchの当て方 †
patchファイルを作成したのと同じ階層(上の場合、srcディレクトリーがあるディレクトリー)でpatchコマンドを実行します。
$ patch -b -p0 < diff.patch