論文をタダで読む方法

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名古屋の大学院生というdrillhandsさんが,はてなダイアリーに「論文を読むのにお金がかかるということ」という記事が書いたことから,論文の公開方法と入手方法についていくつかの記事が書かれました.

これを受けて,東北某諸在住の大学図書館員というmyrmecoleonさんが,はてなダイアリーの「金のかかる雑誌の論文を読めるようにする10の方法」という記事に,論文の入手方法を次のようにまとめています.

  1. 大学が金を払う
  2. 読む人が金を払う
  3. 書く人が金を払っておく
  4. 国が金を払う
  5. 余所の大学で読む/コピーを取り寄せる
  6. 知り合いの研究者にメールで送ってもらう
  7. 学会にメール等で聞いてみる
  8. 論文の著者にメール等で聞いてみる
  9. 著者のホームページ等で公開する
  10. 著者の所属団体で公開する

ここに,私が知っている方法はすべて網羅されていると思います.

これらのうち,実際に自分が(直接)お金を払わなければならないのは,2.の「読む人が金を払う」と5.の中の「余所の大学でコピーを取り寄せる」だけですね. (授業料や税金で間接的に支払っているという話と交通費は除きます.)

つまり,多くの論文はタダで読めるということです.

でも,みんながそれをやると,学会のデジタル・ライブラリなんかが運営できなくなってしまいます. たぶん.

そんなわけで,私は,情報処理学会の電子図書館ACMのデジタル・ライブラリを購読しています. AAAIのデジタル・ライブラリは,会員なら無料で読めますが,これも「読む人が払う」の一つですね. 人工知能学会のオンライン・ジャーナルは,だれでも無料で読めますが,これは実質的には「著者が払っておく」方式ですね.

2007.07.23 追記

next49さんから,「タイトルが誤解を招きやすい」とのご指摘を頂きました.

トラックバックを頂いたそうですが,間違って消してしまったようなので,エントリーへのリンクを追記しておきます.

コメント(2)

すみません。タイトルが10の方法を暗黙に非合法の方法であると示唆しているように思えましたので、補足のエントリーをトラックバックさせていただきました。

本文を読めば私の勘ぐり過ぎであることはすぐわかるのですが、よく事情がわからない大学生がこのエントリータイトルを真に受けると問題だと思いましたので。

そうですね.
ウチの学生が読むように,ちょっと大げさなタイトルをわざとつけています.
補足していただき,ありがとうございます.

せっかく頂いたトラックバックですが,システムに迷惑トラックバックと判定されてしまい,見つけられずに消してしまいました.
すみません.
そこで,ご指摘いただいたエントリーへのリンクを本文に追記しました.

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