長いので敬遠していましたが,あまりにも評判がイイので,ようやく見ました. 最近,DVD のレビューがないのはこのためです.
慣れるのに最初の数時間は我慢が必要ですが,それを超えればハマります. 暇な人や2時間では物足りない人にはオススメです.
それにしても,いったい,いつまで続くのか. 先は長い...
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サイバーエージェント社長の藤田晋さんが,日経ビジネス・アソシエ11月21日号のコラム「渋谷で働く社長のキャリア・アップ塾」の第28回「プレゼンでは相手に話をさせる」の中で,プレゼンテーションを成功させるコツについて,次のように述べています.
プレゼンテーションで一番大切なのは,自分ではなく,聞き手にたくさんしゃべらせることです.
ホールで大人数を相手に行うプレゼンでも,テーブルを挟んで一対一で行う商談や部署内の企画会議でも同じです. 自分の話に対して,相手に多く「つっこませる」(質問させる)ことができた時,あなたのプレゼンは成功します.
研究室のプレゼンでも同じですね.
自分だけがしゃべって終わりのプレゼンではダメです. 聞いている人,特に研究についてアドバイスする立場にある人が質問やコメントをしたくなるようなプレゼンでないと.
しかしながら,実際には,
なんていう不毛なプレゼン(さらにはその繰り返し)が結構多いので困ります.学生:「... です.今後は ... をする予定です.以上です.」
私:「じゃぁ,早くやってね.」
ワタミ社長の渡部美樹さんが,日経ビジネス・アソシエの11月21日号のコラム「ミキイズム」の第38回「大切なのは『仕事観』よりも『幸せ観』」の中で,仕事の選び方について,次のように述べています.
どんな仕事を選び,どんな気持ちで働くかについて,最後に二つアドバイスしたいと思います.
私は,働くことは人生そのものだと思っています. だからこそ,大好きになれて幸せを感じられる仕事を選んでほしい. 毎日何時間も仕事をするのですから,嫌いな仕事をするほど不幸なことはありません. 好きな仕事なら頑張れるし,頑張れば上手になります. これが一つ目.
そして,心のどこかに少しでもいいから自分以外の人の幸せを思い描いてほしい. そうすれば,幸せ観はより深く密度の濃いものになります. これが二つ目のアドバイスです.
この二つをしっかり守っていれば,楽しく働き,お金を稼ぎ,夢を膨らませていけるはずです. ぜひ頑張って自分に合った仕事を見つけ,充実した気持ちで働いてください.
会社説明会などで「給料はどのくらいもらえますか」とか「休みはどのくらい取れますか」という質問をして,自分に対する印象を悪くするアホなヤツがいるという話を耳にします.
このコラムを読んだ感じでは,「御社で働いていて幸せを感じるのはどのようなときですか」というような質問をすれば印象が良くなりそうです.
だけど,聞かれた人は困るでしょうね.
MSN マネーで生涯給料ランキングが発表されています(12月28日まで).
これを見て分かることは,会社によって給料が全然違うということです.
たとえば,情報・通信業で1位(全体では11位)の野村総合研究所の生涯給料が4億4千万円なのに対して,同82位(全体では270位)のヤフーの生涯給料は2億8千万円です. 30歳モデル年収も,野村総合研究所が853万円でヤフーが538万円と,かなりの開きがあります.
つまり,もらえる給料は会社を選んだときにほぼ決まっているということです.
学生の中には「会社に入ってから勉強すればいい」と考えている人がいますが,それでは遅いです. いい会社に入るためには,学生のうちにきちんと勉強しておきましょう.
前回紹介した NIKKEI NET の IT+PLUS のコラム「『在学歴』を学歴とする風土が生み出す必修科目逃れ」を,宋文洲さんは,次のように締めくくっています.
日本の社会は大学でどれだけがんばったかという「学習の履歴」ではなく、大学に入るためにどれだけがんばったかという「在学の履歴」をもって人を評価しています。 この中途半端な学歴思考から脱しない限り、社会に不公平な人事評価をもたらし、大学の学問の廃頽を誘発し、今回のような問題も発生してしまうのです。
私は,会社による人事評価基準はすでに変わりつつあるので,学生も変わらざるを得ないと思います.
たとえば,以前に紹介した花王のように,就職希望先として人気が高い会社は,すでに大学名で学生を判断しなくなっています.
また,ある会社は,今年から「大学による学生の選抜」を行わないようになりました.
すこし前までは,ほぼすべての会社が
ところが,最近は,
そして,今年から,
これからは,「在学の履歴(どの大学に入学したか)」よりも「学習の履歴(大学で何を学んだか)」がより重要視されると思います. それも,「どの単位を取ったか」という意味ではなく,「何を修得したか」という意味での「学習の履歴」が.
したがって,学生は,「単位が取れればいい」から「きちんと勉強しなければならない」へと意識を改革する必要があるでしょう.
ソフトブレーンのマネージメント・アドバイザーである宋文洲さんが,NIKKEI NET の IT+PLUS のコラム「『在学歴』を学歴とする風土が生み出す必修科目逃れ」の中で,次のように述べています.
実は日本の大学の多くは世界的に見て最も勉強しない部類に属します。 私が留学生として日本に来て一番びっくりしたのはこのことです。 たまにしか大学に来なくてもちゃんと卒業できるのです。
学問において先生と議論することも学生同士で論争することもほとんど見当たりません。 授業風景といえば、先生の一方的にしゃべり、学生が静かにノートを取る風景です。 これはもう小学校や中学校と変わらない風景です。
たしかにその通りです. なんだか,大学に通う目的が「勉強すること」ではなく「単位を取ること」になっているような感じです.
私が担当しているのはプログラミングの授業なので,プログラミングの授業について考えてみます.
プログラミングの授業の単位を取ったところで,プログラミングを理解できていなかったら,社会に出てから(会社の仕事をする上では)単位を取った意味はないでしょう.
「プログラミングなんて自分が将来就きたい仕事には関係ない」という考えの人がいるようですが,ケータイだってプログラムで動いているんですから,いまどきプログラムを全く使わない仕事に就く人なんていません.
プログラミングを理解しておくと,実際に自分がプログラムを作らないとしても,他の人が作ったプログラムを使うときや,他の人にプログラムの作成をお願いするときに,案外役に立つものなんです. 学生のときは実感できないでしょうけれど.
ですから,「議論をするため」とは言いませんが,せめて,「単位を取るため」ではなく,「勉強するため」に授業に出席してくれるといいなぁと思います.
日本経済新聞11月6日朝刊5面の「インタビュー:領空侵犯」で,花王会長の後藤卓也さんが,次のように述べています.
——大学生の質の低下を懸念されていますね.
「大学は人材を社会に送り出す最後の教育機関ですから,学生の品質にそれなりに責任を持ってもらいたいですね. できない学生は落第させればよいのに,どんどん入りやすく出やすくしている」
私も,まったく分かっていない学生やぜんぜんできない学生には単位を与えるべきではないと思います. 私が担当しているプログラミングの実習などは特に.
——大学に対する企業の評価は変わっていきますか.
「新卒採用で指定校制をとる企業は無くなってきたでしょう. 花王も応募者を大学名で選別していません. ゼミの先生が自信を持って学生を推薦して,確かに,ものの考え方がしっかりしていて,三年先,五年先にいい仕事をするだろうという学生だったら採用しますよ. 企業はバカじゃありませんからね」
「有名大学でも学生はピンからキリまでです. 何々大学という看板は当てになりません. 将来,大学名などに関係なく,企業はどこそこのゼミ(研究室)からしか採用しないという具合になるかもしれません. 評価の高いゼミを目指して,学生は一生懸命勉強するようになるはずです. ゼミのブランド化で,学生全体のレベルを底上げしてほしいですね」
後藤さんが「大学は学生の品質に責任を持ってもらいたい」とか「何々大学という看板は当てにならない」と述べているように,企業が新卒社員に期待していることは「どの大学を出たか」ではなく「大学で何を学んだか」です.
ところが,企業が「できない学生は落第させればよい」と言っているのに,大学では「できなくても単位がとれてしまう」のが現実です.
学生は,少なくとも,「単位がとれる」と「できる」は違うということを認識すべきでしょう. 特に,卒業研究では大きな差があります.
「単位を取るだけでは意味がない」ことを自覚して,しっかりと勉強してほしいですね.