巨人の元木大介内野手が引退を発表しました. 元木選手は33歳,巨人から中日へ移籍した河合内野手が40歳でがんばっていることを考えると,元木選手の引退は早すぎると思います. 彼の引退の理由を聞くと,大学生が抱えている「燃え尽き症候群(または5月病)」という問題と同じではないかと感じます.
報道によると,元木選手は引退の理由を次のように述べたそうです.
そして,一番の思い出について次のように述べたそうです.非常に悩んだけど,やっぱりジャイアンツという名前ですね. ジャイアンツで辞めたかった.
グアム・キャンプの初日に,背番号なしのユニホームを着たときが一番うれしかった.
元木選手は,巨人に入りたくて,ドラフト会議でダイエー(現在のソフトバンク)から指名を受けたのに入団を拒否しました. そして,翌年のドラフト会議で巨人が指名し,希望通り巨人へ入団しました. 彼の場合,ここで燃え尽きていたのでしょう. 巨人での一番の思い出が,野球選手として達成したことではなく,巨人に入ったことなんですから.
大学生も,有名大学に入りたくて一生懸命(それこそ死ぬ思いで)勉強してきたため,希望通りの大学に入学したときに燃え尽きていることがあります. また,就職活動で燃え尽きてしまう学生もいます.
結局,入った事自体に満足してしまい,そこで何をするのかという次の目標がなければダメなんでしょう. 10年後の自分を想像してみれば,そのときの自分は「入っただけ」では満足できていないと思います.


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