プレゼンテーションの極意(川崎和男著,ソフトバンク・パブリッシング刊)を買って読みました.(少し前のことですが.)
この本は,プレゼンテーションのテクニックを伝授するのではなく,心を説いてくれる本です. 学生時代に MacPower という雑誌で川崎和男先生のコラムを読んで以来,先生には注目していました. プレゼンテーションが重要な仕事の一つである私には,先生が PowerPoint を酷評しているのが気になっていました. というのも,私は,学生時代に,PowerPoint でプレゼンテーションをするためだけに Mac から Windows に switch したことがあるからです.
さて,なぜ PowerPoint がダメなのかというと,プレゼンテーションがありきたりで他の人と同じようなものになってしまうからです. 本書では次のように述べています.
その利便性のため,見た目には「立派」な資料ができるかもしれない. 作成した本人もその出来栄えに,まるでプレゼンテーションが成功したかのような錯覚を覚えるようになってしまう.
自己満足できる資料のようなものを見て,これなら他のプレゼンテーターと一線を画すような「立派」なプレゼンテーションができる,という幻覚を持ってしまう.
しかしこれは大きく間違っていると認識して欲しい.
プレゼンテーションは PowerPoint でするものだと思っている人は,読むと目から鱗が落ちるでしょう.
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