日本経済新聞の最終面に連載されているコラム「私の履歴書」が好きで,いつも読んでいます. 今月はキリンビール前社長(前会長,現相談役)の佐藤安弘氏です. キリンカップ・サッカーの話題が出てきて,選手起用法について次のように述べていました.
マスコミやサポーターの間では「国内組を出場させないとかわいそう」という空気が強かったが,それは違うと思う.
中田英や中村,稲本,高原といった選手たちはレベルの高い欧州のプロチームから評価され,試合に出られないリスクも覚悟して海を渡った. 国内組より実力ははるかに上だ.
顧みて企業の人材育成はどうだろう. 社員を留学や駐在で海外に行かせるとき,希望者や語学のできるものを優先していたきらいがある. もう一歩進めて,仕事のできる社員を世界レベルでさらに鍛える. そんな発想も必要になってきたのではないか.
研究室では,国際会議で発表する人を決めるのに,希望者や語学ができるものを優先しているつもりはなく,研究のできる学生を世界レベルでさらに鍛えることを目指しています. ところが,学生にはそういうつもりはないみたいなんですね. 「英語は得意じゃないので行きたくない」という感じがします.
嫌なことから逃げてばかりいて,どこに逃げ込むつもりなんでしょうか?

